2004/06/28(月)更新311回目
『ホームページ運営という職業』 |
ちぃやんさんが日記のタイトルを作成して下さいました。カワイイ日記のタイトルを作成して下さって、どうもありがとうございます。ちぃやんさんはブログで日記も書いていて、この日記のTOPページでちぃやんさんの日記を相互リンクさせて頂いたので、そちらの方も見て頂けると光栄です。
現在、新しいサイトを作成しています。兄さんの場合、新しいサイトやページを作成している時は、”朝起きてご飯を食べたらページを作って、そして、夜になって眠くなったら寝る”こんな生活が何日も続きます。新しいページを作成している期間は集中力が途切れるのが嫌だという理由で、申し訳ないと思いつつも、頂いたメールもまともに読めないような状況です。
これは兄さんの個人的な意見なのですが、ホームページ運営と言う仕事は、ある意味作家のようなものだと感じています。今までにも何度か書いたことがありますが、兄さんの場合、新しいサイトやページを作るときは、ホームページ作成だけに集中して、他の作業は何もやりません。昨日もそうでしたが、12時間以上ページの作成をしているなんてことも普通によくあります。
おそらく、作家の方も新しい本を書いたりする時は、兄さんと同じような生活を過ごしているんじゃないかって思うんです。朝起きて本を書き始めて、そして、夜遅くなって眠たくなったら寝る。電話などは一切とらないし、他のことに時間を割く気はない。こんな感じなんじゃないかって思います。
ホームページ運営という職業は、意外と『楽そう』というイメージを持たれるかもしれないのですが、そうではないんですよね。もちろん人によりますが、新しいサイトを作っている時など、忙しいときはメチャメチャ忙しいんです。そしてこれは、多くのアクセス数を集めるサイトを運営している方ほど、忙しいものだと思います。
『メールを返信する時間くらいあるでしょ?』そう思われるかもしれませんが、少なくとも兄さんの場合は、新しいページやサイトを作成するときは、メールの返信を含めたほかの事に時間を当てず、自分の集中力を大事にしたいという気持ちがあります。企業のようにサイトを運営する人と、サポートする人が分かれていれば別ですが、そうではなく一人ですからね。
ですから、ある程度の規模のサイト運営者にメールで質問などをした時は、すぐにメールの返信の催促などはせず、気長に待って頂けるようにすると、サイト運営者に負担をかけなくて済むので良い関係が築けると思います。
実際、兄さんの場合だと『お忙しいでしょうから、お返事はいつでも結構です』こうやって書いてあると、負担の気持ちがだいぶ和らぐんですよね。そして、できるだけ早く返信しようという気にもなります。皆さんが他のサイト運営者の方にメールをする時には、ぜひ今日書いたことを念頭においてから、メールを送信するようにして頂けると光栄です。
さて、話は変わるのですが、『どうしてそんなに焦ってるの?兄さんはまだ若いんだよ?』これは兄さんが周りの人によく言われる言葉です。兄さんの中では常に”時間がない…”という気持ちがあるんですよね。”早く経済的な自由を手に入れて、お金に困らない生活ができるようにしたい”という気持ちも、もちろんあるのですが、もう一つ別の具体的な理由があります。
それは”母が生きてる内に家を建ててあげたい”という夢があるからです。『Yahoo! InternetGuide(2004/7月号)』を見て頂いた方はご存知だと思いますが、兄さんの家族が住んでいる家は家賃9,000円の古い借家です。天井から雨漏りもしていましたし、お風呂も五右衛門風呂という形の超古いお風呂です。それに、床に穴が開いていたりもしています。
兄さんは昔から友達を自分の家に連れてくる事が嫌だったのですが、その理由は家が古いからだったんですよね。実際、兄さんの家の床に穴が開いていることを見た友達に、バカにされ笑われたこともありました。
この時のことは今でも覚えていますが、正直、恥ずかしかったし、自分ではどうにもできないのが悔しかったです。このことは冗談でもなんでもなく、今までは恥ずかしくて言えませんでした。
友達の家に遊びに行かせてもらう時、たまに『うちボロイから、見せるの恥ずかしいんだよね』という友達がいますが、実際に遊びに行ってみるとそんな事は全然ないんですよね。基本的に、兄さんは今までに自分の家よりもヒドイ家を見たことがありません。どんな家でも、兄さんからすれば立派な家なんですよね。
兄さんが目標であった”月収100万円以上”を達成!&兄さんのプロフィールの一番下の方に下のよな文章を書いたのを覚えているでしょうか?
<始まり>
こんな父の借金の繰り返しによって、兄さんが小学5年生の時に立てる予定だったマイホームの夢は、結局は今も実現できていません。小さい頃は、自分の周りの友達のように、キレイな自分の家が欲しくてたまりませんでしたが、今では無理をして建てなくて良かったと思っています。大きな住宅ローンが残り苦しめられるか、結局は、今はもういない父の借金を返すために家を手放していたでしょうから…。
<終わり>
このマイホームの夢は今の兄さんにはありません。一戸建ての家を持つことに対してこだわりはありませんし、自由に住む場所を変えられるという自由も欲しいので、一生賃貸のマンション・アパート暮らしてでも良いと思っているからです。
でも、母は違うんですよね。前々から自分の家を持ちたがっていました。『ボロでも良いから、自分の家が欲しい…』こんなことを口ぐせのように言っていたんですよね。
母の年齢や収入を考えると、今から自分の力で家を持つのはまず無理です。おそらく、今住んでいる家で一生を過ごすのが精一杯だと思います。自分の親のことだから兄さんが一番良く分かります。だから、何とか兄さんの力で母に家を持たせてあげたいんですよね。
でも、いくら田舎とは言え、自分の家を持つとなれば数百万という金額では無理です。普通に家を持とうと思ったら、千万単位のお金は必要だと思います。兄さんは別にマザコンでも何でもなく、自分の母親がどれだけ苦労したかを知っているので、生きている内に何か喜ぶようなことをしてあげたいと思うだけなんです。
今、”生きている内に”と書きましたが、兄さんの母は何か病を持っているというわけではないんですよ。ただ、人間の寿命から考えて、普通、親は自分の子供よりも早く他界します。これは誰にも変えられないことですよね。こういう意味で”生きている内に”という言葉を書いたのです。
もちろん、兄さんはまだ結婚もしていないし、これからの自分の生活のことも考えていかないとならないわけですが、今日書いたことはできるだけ早く実現したい夢なんです。
ですので、できるだけ早く経済的な自由を手に入れなければならないと思っています。一生お金に困らない生活ができるようになれば、母に家を持たせてあげることは十分に可能だと思いますから。
そして、こうやって考えると、”毎日のんびりと過ごしているわけにはいかない”となる訳なのです。しっかりとしたお父さんがいて、自分の家があって、兄さんは小さい頃からこういう家庭に対して憧れがありました。でももう、自分でなんとかするしかないんですよね。頑張らないといけないんです。
今日の日記に書いた『どうしてそんなに焦ってるの?兄さんはまだ若いんだよ?』という質問に対する兄さんの答えは、『確かに僕自身はまだ若いけど、母はもう若くはない。その母に家を持たせたいって夢があるから、普通の人よりも急がないといけないの』という言葉です。早くお金持ちになって、経済的な自由を手に入れなければいけない。のんびりしている時間はないんですよね。
最近、たまに自炊をすることがあります。料理を作りながら思い出す事は、母の作ってくれた料理に対して文句を言っていた愚かな自分の姿です。また、それに伴って今まで苦労をしてきた母の姿が思い浮かびます。一人暮らしをしていると、いろんな場面で親のありがたさが本当によく実感できます。皆さんも親は大切にしましょうね(*^^*)。
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