また、その部分の日記を読みたいという感想も結構頂いたので、また日記上に復活させることにしました。2003/11/29〜2003/12/08までの日記を読んで頂ければ、兄さんがどんな環境で育ってきたのかが大体分かって頂けると思います。
内容的には全く面白くないので、人に見せるような内容ではないのですが、兄さんと同じような経験をされてきた方や、今現在、経済的に困難な状況に陥っている方の励みになれば嬉しいです(*^^*)。
生きていれば必ず辛い時があります。でも、それを乗り越えた人間は本当に強いと思うんです。兄さんはまだ収入が安定しているわけでもありませんし、”金持ち兄さんになる!”という目標もまだ全然達成できていません。ですから、まだ困難を乗り越えられたとは言えません。
でも、どんな状況でも解決策というものは必ずあるはずだと思います。自分の頭をフルに使って、困難な状況を乗り越えられるように頑張りましょうね!兄さんも、今まで苦しんできた分、これから幸せを手に入れられるように頑張ります☆
それでは、今日の日記のタイトルに書いてあることについてです。父に対して何を言っても無駄だということがハッキリとした時、兄さんはもう父と母に離婚してもらうという選択を採るしかなくなりました。
2003/11/29の日記で『こんな父の借金の繰り返しによって、兄さんが小学5年生の時に立てる予定だったマイホームの夢は、結局は今も実現できていません』と書きましたが、土地だけは購入してありました。小さい頃から父と母が話していたことから考えると、どうしても母はマイホームが欲しかったらしく、「せめて土地だけでも」という感じだったのではないかと思います。
なんと父は、その母の夢であるマイホームを立てるための土地を担保に入れ、またお金を借りようとしていた事が新たにわかりました。兄さんはもう本当に『父は病気なんじゃないか…』と思いました。それで、母や妹に父を一度病院に連れて行くことをススメたくらいです。もちろん父は言う事は聞いてくれませんでしたし、父が話す内容を聞いていると、借金をまた家族に返させようと必死なように見えました…。
そしてある日事件が起こりました。父が自分に掛かっている生命保険を母に解約させ、その解約返戻金で借金の半分を返済したのです。日記を読んで下さっている皆さんは、自分が結婚して家庭を持った後、生命保険を自分にかける一番の目的はなんだと思いますか?
それは、もし自分に何かが起こったとき、家族が経済的に困難な状況に陥るのを防ぐためではないかと思います。そんな意味を持った保険を父は自分の借金返済のために、母に解約をさせたのです。父の職場にも消費者金融から電話が掛かってきているとの話でしたから、もう自分の借金を返済する事で頭がイッパイで、家族のことなんてどうでも良かったのでしょうね。『もう家族4人で生活していくのは無理だ…』兄さんはそう思いました。
でも、兄さんの中では葛藤がありました。兄さんが小さい頃に父が泣いてくれた話をしましたが、もちろん、父にも家族思いの優しい部分がありました。その父が突然いなくなるのですから、そう簡単に離婚を勧めることはできませんでした。
なので、どうしたものかとずっと悩んでいました。兄さんは家族4人でいるために、何とかお金を借りれない状態にしたいと思い、何度も何度も父に自己破産するように電話で頼みました。
お金さえ借りれない状態になれば、経済的には苦しくても、家族4人で何とか暮らしていけます。だからどうしても、兄さんはお金を借りる社会的な権限を父から奪いたかったのです。でもまぁ、その後よく聞くようになった”ヤミ金融業者”の話を聞けば、たとえ借金をする権限を奪ったとしても意味がなかったですよね(;^_^A。
金持ち兄さんの自己紹介 12 へ続く…
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